海沿いを走る選手たち
横浜市中学校駅伝競走大会（主催・横浜市教育委員会）が10月８日、横浜八景島・海の公園周回コースで行われた。男子99校、女子92校がエントリー。１０００人あまりのランナーが、初秋の金沢を駆け抜けた。
同大会をこのコースで行うのは今年で10回目。男子が６区19・95キロ、女子が５区12・48キロを競った。
横浜市中学校体育連盟陸上競技専門部の関口晶雄部長（41）は「この周回コースになってエントリー数が増えた。沿道の大きな声援の中で走れるので選手から人気のコース」と話す。背景には、地元住民の協力的な姿勢があるという。また、「地区大会としては最大規模で、レベルも非常に高い。来月に県大会、12月に関東大会が行われるので、引き続き地元の皆さんに協力いただければ」と呼びかけた。
関東へ照準
地元金沢区勢は、女子の部で金沢中（松岡真椰・鈴木悠奈・神谷安有子・吉田汐音・古谷奏）が昨年から順位を一つ上げて、45分00秒で５位に入賞。県大会への切符を手にした。一方、昨年２位の男子は11位で、県大会出場権を得られる10位以内を惜しくも逃した。
結果について同校の大槻康勝監督（35）は、「生徒たちはプレッシャーの中、きちんと実力を発揮した。保護者や地元の皆さんの理解のおかげ」と評価。「男子は残念な結果だったが、タイム（１時間６分36秒）は悪くない。他チームのレベルが高かった」と続けた。
女子は11月５日（土）に同じコースを使って行われる県中学女子駅伝に出場。大槻監督は、「１、２年生が多く若いチームだが、関東出場を目指し、練習を再開する」と話した。
□主な結果▽男子／（1）田奈１時間３分05秒（11）金沢（49）大道（54）小田（56）富岡東（61）関東六浦（66）富岡（74）釜利谷（94）六浦（98）並木▽女子／（1）茅ヶ崎42分53秒（5）金沢（23）富岡（30）小田（56）六浦（69）釜利谷（79）並木（82）富岡東
ゴールする金沢中アンカー
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