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「当たり前」の意識でエコ 三菱重工業(株) 横浜製作所金沢工場
大きな風車がトレードマークの三菱重工業(株)横浜製作所金沢工場。工場内には、約4万4000平方メートルの緑地が広がる。「1983年にこの工場が出来たときは、緑一つない更地でした」と牧浦秀治所長は振り返る。苗から育て、わずか20年余りで年間約50tのCO2を吸収するりっぱな緑地に育った。こうした工場緑化の取り組みは、「かながわ地球環境賞」(07年)など数多くの賞で評価されている。また2年前には、増築のため緑地整備をした際に出た残土と切った木を利用し、「風車の見える丘公園」を整備。ここでも工場内から極力ごみを出さないという理念を実践した。
同製作所ではCO2削減活動も活発だ。20年前と比較して8456tのCO2(東京ドーム約156個分の植林効果)を削減したという。行動としては、ノーカーデーの推進や冷暖房の設定温度の調節、電気をこまめに消す―特別目新しいことしている訳ではない。だが環境への意識が社員一人ひとりに根付いている。その理由は牧浦所長いわく「時間」。業界初の環境管理規格ISO14001の認証取得を目指してから約15年。日常的に環境への取り組みを継続することによって、様々な環境行動が「当たり前」になった。「今夏は節電が叫ばれたが、まだ余力があると思う。当たり前になればもっと省エネ社会になるはず」と話す。
さらに次世代への支援も4年前から始めた。近隣の小学校を招き、風力発電についての理科教室を開催。地域にも「当たり前」の意識を広めていく考えだ。
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