神奈川地域社会事業賞 建設業青年会が受賞 泥亀の河本会長 喜び語る
第24回神奈川地域社会事業賞(主催/神奈川新聞社ほか)の受賞団体が先月決まった。金沢区関係では、区内泥亀の建設会社社長・河本考司さん(39)が会長を務める横浜建設業青年会が受賞した。
この賞は、文化や福祉などの分野で活動する市民団体の社会貢献をたたえるもの。同会は1978年に結成。横浜市内に本店を置く建設業の若手経営者47人で組織されている。同会は2005年から「次世代育成事業」を展開。ものづくりの楽しさを子どもたちに伝えようと、市内4つの小学校での出前授業や、中学校での職業講話などを実施してきた。昨年秋は、磯子区の杉田小学校で全9回の授業「大工マンZ」を開催。児童たちと実際の建材を使って、ミニチュア版の家を建てた。受賞について河本さんは、「先輩と私たちの活動が評価されてたいへん嬉しいです。会員のやる気にもつながるのでは」と笑顔で語った。
河本さんは金沢区出身。保土ケ谷区にあった父の会社を継ぎ、6年前に泥亀に本社を移した。25歳のときから続けている青年会の活動については、「お互いが成長できる自己研鑽の場。とても勉強になります」と思い入れを強調した。会長の任期は来年春まで。「今後もできる限りのことは続けていきます」と活動への意欲を語った。
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