11月に行われた県高等学校総合文化祭 第9回高等学校軽音楽コンクール決勝大会で、関東学院六浦高校のバンド「ブラックアウト」が準グランプリを獲得した。この大会で同校が受賞するのは初めて。
バンドは2008年に結成された。大塚凪沙(なぎさ)さん(ボーカル、石川栞さん(ギター)、力石(ちからいし)千夏さん(ギター)、菊池友香さん(ベース)、横尾夏帆さん(ドラム)の2年生5人で編成されている。低音が光るボーカルと、高い演奏テクニックが特徴だ。今回演奏した曲のタイトルは「教育」。ボーカルの大塚さんが作詞し、全員で作曲したこの曲は、「初めて自分たちの色が出せた」とメンバーが語る自信作。曲中には「ちゃんと見て これが現実」など、逃げたい現実を直視しなければならないというメッセージが込められている。
114の参加校の中から決勝に進んだのは24校。大会はハイレベルだ。「絶対いけるとみんなで言っていたけど、本番で他校の演奏を聴いたら『無理かも』と思った」とメンバー。しかし最後は「とにかく楽しもう」と本番に臨んだ。
結果、「すばらしいチームワーク」「細かいビートまで全員で共有できている」など審査員の好評を得て準グランプリに。メンバーは受賞に沸き立った。軽音楽部顧問の山下直樹教諭も、「様々な大会で経験を積みレベルアップした。実力が認められてよかった」と教え子をねぎらった。
女の子っぽくない、ギャップのあるガールズバンド
を目指しているというメンバーは、「もっとレベルの高い、大きいところでやりたい」と希望を語る。直近では、12月17日(土)に横浜赤レンガ倉庫で行われるコンテスト「ヨコハマフッド2011ファイナル」に参加予定。決勝進出バンドは学生部門では4組のみ。メンバーも「狙うはもちろんグランプリ」と意気込んでいる。当日は午後4時開演。チケット等詳細は【電話】045・243・2247NPO法人アークシップまで。
|
<PR>
金沢区・磯子区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
<PR>