並木中学校で12月5日、横浜研修センター研修生との交流会が開かれた。
同校を訪れたのは、福浦の横浜研修センターで語学や専門知識を学んでいるインドネシア人研修生。介護福祉士候補として5ヵ月間の研修を受けてきた。まもなく同センターを出るのを前に、地域の中学生に母国のことを知ってもらおうと交流を企画した。研修生15人はまず、実際の授業の様子を見学。同校の山我智康副校長から日本の学校教育について説明を受けた後、生徒25人と交流した。
研修生はスライドを使ってインドネシアの地誌や文化を紹介。生徒からは「民族衣装が多彩で素敵」「伝統料理がおいしそう」などの声が上がった。
その後は、生徒が研修生に質問する場面も。「日本で食べるナシゴレン(インドネシアの焼き飯)の味はどうですか」との生徒の質問に、研修生が「ちょっと味が薄いかな」と答えると、教室は笑いに包まれた。
研修生を引率した横浜研修センターの齋藤香さんは、「中学生との交流は初めて。これから長く過ごす日本社会を理解する一助になれば」と話した。
研修生は来年1月5日に修了し、翌日から国内各地の介護福祉施設で就労を開始。働きながら3年後の介護福祉士国家試験合格を目指すことになる。
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