金沢消防署は、家庭内での救急事故を防ぐ「予防救急」を啓発するチラシを配布している。
これは、一見安全と思われる家庭内で発生する救急事故が増えていることを受け、昨年秋に作成したもの。区内各消防出張所や9ヵ所のケアプラザに設置しているほか、防災研修会などでも配布している。
金沢区内では、家庭内事故による救急搬送が増加傾向を示しており、その8割が高齢者だ(表)。同署は、「そのほとんどが、少し気をつければ防げた事故。高齢化率が市内平均より高い金沢区では、とくに啓発が必要」と話す。
家庭内事故の69%は、転倒や転落によるものだが、この時期は餅を喉に詰まらせる事故や浴槽で溺れる事故が増えるという。「お餅は小さく切って汁物と一緒に。入浴前は浴槽のふたを開けるなど、あらかじめ浴室と脱衣所を暖めておくことが大切」と同署。チラシにはそのほかにも予防救急ポイントが詳しく解説されている。問い合わせは【電話】045・781・0119へ。
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