文化財を火災から守る 称名寺で107人が訓練
「文化財防火デー」の1月26日、重要文化財を多く所有する称名寺をはじめ横浜市内各所で貴重な文化財を守るための消防訓練が行われた。
当日は金沢消防署員や消防団員、称名寺・県立金沢文庫関係者、金沢町内会から計107人が参加。称名寺裏山から火災が発生し、客殿に延焼している想定で、参加者が一丸となって訓練にあたり連携を確認した。消火器での初期消火やバケツリレーを実施したほか、金堂内に保管されている重要文化財(模擬品)を屋外に搬出する訓練も。最後は消防車が駆けつけ、一斉放水を行った。
金沢消防署の牧島敬行署長は「寒い中、皆さんの協力でりっぱな訓練ができた」と講評。「称名寺は市内でも有数の文化遺産。しっかりと防災し、保存していきたい」と減災・防災の重要性を交えつつ話した。
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