釜利谷西に住む佐々木幸子さん(69)は、この時期自宅を開放し、色鮮やかな和古布で作った手作りの雛人形とつるし雛の数々を展示している。
もともとレース編みや洋裁など針仕事が好きだったという佐々木さん。つるし雛は、伊豆の稲取でその美しさに感動し作り始めた。まったくの自己流だったが、当時は作っている人が少なく、珍しがられたという。「華やかで愛らしいつるし雛は私にとって”癒し”。一つ一つのパーツに言われがあって、例えば野菜は料理上手に、花は美しくなるようにと願いが込められているんですよ」という。
現在は自宅で教室を開き、バリエーション豊かな雛人形やつるし雛を教えている。初孫に作ってあげるために習い始めたという生徒は「最初はできるかなと思っていたけど、やってみたら楽しくて。出来上がりが楽しみ」と笑顔で話していた。
展示は土曜・日曜を除き3月末まで(住所/釜利谷西1の36の18、製パン店「ペペルル」隣)。時間は午前10時から午後4時。見学希望者は必ず事前に【電話】045・785・3152(佐々木さん)まで連絡を。
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