金沢区役所が企画した環境教育出前講座が2月23日、並木第四小学校(一之瀬雅子校長)で開かれた。今回、講師を務めたのは印刷会社・野毛印刷の鳥海宏志さん。「間伐材を使って森を元気にしよう」と題して、小学5年生の児童64人に、同社の環境への取り組みなどについて話した。
鳥海さんは「森を元気にするためには、木を切ることも時には必要」と間伐の重要性を説明。また、バナナやさとうきび、石で作った紙を見せると、児童からは驚きの声が上がった。質問コーナーでは「紙を作る木はどこから輸入しているのか?」「紙の家はできる?」など沢山の質問がなされ、児童たちの関心の高さが伺えた。
最後に児童は間伐材を使ったペーパークラフトを作り、充実した笑顔を見せた。
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