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水耕栽培で環境教育を ECO Friends College
水耕栽培の普及と環境教育を目的とする「ECO Friends College」は、関東学院大学鎌田研究室の学生が中心となって活動している環境ボランティア団体だ。今年度は「キャンパスタウン金沢サポート事業」を活用し、出前講座を区内2校で実施。発泡スチロールなどで簡単に作れる水耕式緑化システムを使って、瀬ヶ崎小ではゴーヤで緑のカーテンを作り、八景小では「空芯菜(クウシンサイ)」で屋上を緑化した。水が減る様子や根の伸び方を観察できるため、「環境教育に向いている」と鎌田素之准教授。土を使わないので、運搬の手間や汚れる心配がないという利点もある。「子どもが環境や水のことを考えるきっかけになれば」と講座に込めた思いを話す。
もともと水の研究をしていた鎌田研究室が出前講座を始めたのは2008年、丹沢の小学校で講義したことがきっかけだった。その後、金沢区役所の壁面緑化、関東学院大附属小学校での屋上緑化など、地域での実績を積み上げてきた。
この3月、卒業にともないメンバーは3年の河原木洋輔さん1人になる。だが、研究や就職活動の合間をぬって、今年も区内の各小学校で実施する計画だ。河原木さんは、「継続することでニーズが広がる。関心のある小学校と、今後もどんどん連携していきたい」と意欲を見せている。
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