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スポーツ用保護眼鏡を開発 幸浦の卸売会社 用品店と連携

経済

公開:2012年5月17日

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自慢の商品を手にする細井さん
自慢の商品を手にする細井さん

 眼鏡枠卸のアジアロイドジャパン(幸浦二丁目/細井進社長)はこのほど、スポーツ用眼鏡「プロギア アイガード」を開発した。

 ドイツのデザイナーや中国・香港のメーカーと協力して商品化したこの眼鏡は、スポーツ中のけがから目を守る商品。衝撃や熱に強い「ポリカーボネート」と呼ばれるプラスチックの一種が原料で、米国材料試験協会規格(ASTM)の耐久性試験に合格している。同種の眼鏡で合格しているのは、世界でも数社のみ。同社が導入した加工機械を使えば、度付きレンズにも対応可能だ。

 「目にけがを負った子どもの60〜70パーセントがスポーツが原因なんです」と細井社長。ボールが当たったり、着用していたメガネが破損することが障害につながっているという。米国では、眼科医などの働きかけで、目の保護を目的としたメガネが一般的。日本ではあまり浸透していないのが現状だ。「まずはこの眼鏡の必要性を啓蒙していくことが重要」と話す細井社長。スポーツをする子どもたちと最も近い、街の用品店で販売するのが近道と考えた。そこで、所属している流通団地組合を通して、日本スポーツ用品協同組合連合会(JSERA)と連携。講習会などを通して、徐々に販売店を増やしていく構えだ。

 「ニーズは多分にある。より大きな事業にしていければ」と展望を語る細井社長は、西柴に住んで40年。今後、地元である区内のスポーツ用品店にも、取扱ってもらえるよう働きかけていくという。
 

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