バレーボール モルテンカップ 並木四小ジュニア 初優勝
モルテンカップ(神奈川県小学生バレーボール連盟 春季研修大会)が5月5日、とどろきアリーナ(川崎市)で開催され、地区予選を勝ち抜いた県内16チームが熱戦を繰り広げた。女子の横浜代表として出場した並木四小ジュニアはBトーナメントで優勝。Aトーナメントの優勝チームと競う順位決定戦でも勝利し、初の県王者に輝いた。
トーナメント決勝では、全国大会の常連チーム・富士見バンビーナ(小田原)と激突。第1セットを落として迎えた第2セットも、18対20とマッチポイントを握られてしまう。だが絶体絶命のピンチにも、選手たちは勝利をあきらめなかった。相手チームのサービスミスから反撃を開始すると、エースの金子真奈美主将(小6)を中心にまとまり、ついに逆転勝ちをもぎ取った。「実力はともかく、”勝ちたい”気持ちは上回っていた」と山口真一代表は選手たちをねぎらう。
この大会でシード枠を獲得した並木四小ジュニアは現在、初の全国大会を目指し、練習を重ねる毎日だ。6年生がそろい、個々の能力も高いチームに山口代表が寄せる期待は大きい。「今年は県から2チーム全国へ出場できるチャンスの年。今まで流した沢山の涙を、いい思い出にしてあげたい」。山口代表の思いが選手たちの背中を押す。
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