関東学院大学の学生がレシピを考案したおにぎりがこのほど、コンビニエンスストア・ポプラ(本社・広島市)で商品化された。関東地区の約200店舗で、4月17日から5月7日まで販売。同社売れ筋商品と同等の売上げがあったという。
これは、同大人間環境学部健康栄養学科と大塚食品(大阪市)、ポプラが連携して実現した企画。栄養教育論を担当する江田節子教授が中心となり、200人の学生からレシピを募集した。選考の結果、杉本海夢(みむ)さん(4年)の「野沢菜ごはん肉団子」、深澤美果さん(3年)の「しらすおかか柚子」、川原千尋さん(3年)の「梅いなりおにぎり」が選ばれた。
学生たちは、おいしさや見栄えはもちろん、栄養成分などを考慮し、自らおにぎりを試作したという。杉本さんは、「栄養バランスには気を使った。今回の経験が将来に生かせれば」と話した。江田教授も、「どれもシンプルさと意外性のあるレシピ。商品化はとても嬉しい」と笑顔で語った。
同学科は、南区の福祉施設と協力してオリジナルクッキーを開発するなど、これまでも学外との連携を行ってきた。今後も要請があれば、協力していくという。
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