「遊び」で成長してほしい 海の公園でおもちゃ展
バスケット用車椅子を体験
海の公園「海とのふれあいセンター」で５月12日から14日まで「みんなのおもちゃ展」が行われた。主催はＭＵＴＳＵＲＡおもちゃ研究所代表の庄野紀明さん。障害者スポーツセンター・横浜ラポール（港北区）が事業の一つとして取り組む「移動おもちゃ図書館」から障害者向けのおもちゃをはじめ約50点が特別展示された。また同センターはスポーツ支援も行うことから、バスケットボールや陸上競技、水陸両用の車椅子も体験用に用意。８月のパラリンピックに向け、周知の目的もある。
この日は、「体を動かそう」「音との出会い」などのゾーンに分けおもちゃを展示。各ゾーンの周りには１００人を超える親子連れが集まった。参加者はおもちゃに触れたり、工作をしたりして楽しんだ。庄野さんは「障害を持つ子どもだけでなく、子どもから大人までに質の良いおもちゃを紹介したい。遊びの本質を考えることは成長につながる」と話した。
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