生徒発、「みんなでかけっこ」 金沢中・体育大会で園児交流
金沢中学校で5月31日、体育大会が行われ、園児との交流プログラムが初めて組み込まれた。にじいろ保育園釜利谷と釜利谷保育園の園児合わせて57人が参加。生徒と園児が手を繋ぎ50mを駆け抜けた。
きっかけは昨年、にじいろ保育園の園児が散歩中に体育大会に立ち寄った時。「大きなグラウンドでお兄さんお姉さんが走っているのをみて走りたいという声があがった。急きょ飛び入り参加させてもらった」と川上智恵子先生。それを知った生徒会は会長の千葉原百音(もね)さん(3年)を中心に思案を重ね、普段から交流のある釜利谷保育園も誘って今年の実施となった。千葉原さんは生徒会役員選挙で「体育大会をもっと楽しいものに」と公約。「地域交流を深めたい」との考えも企画を後押しした。生徒からは120人を超える応募の人気種目に。ゴールテープを切った園児には、生徒お手製の折り紙のメダルが贈られた。千葉原さんは「やれることは少なくてもできることから初めたい。来年も続けば」と成功を喜んだ。
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