3・11とどう向き合うか 小泉氏と寺岡氏が対談
関東学院大学で6月15日、衆議院議員の小泉進次郎氏(同大経済学部卒)と、ミュージシャンの寺岡呼人氏(同大工学部客員准教授)による対談が行われた。3・11とどう向き合うのかを軸に、学生からの質問を交えながら進められた。
対談の中で寺岡氏は「震災は日本を考えるきっかけになったと思う」と話し、小泉氏も「政治家人生を変えられた出来事。困っている人のために何ができるか、政治家の原点がある」と述べた。また原発問題については「冷静な議論が必要」と繰り返し強調した。
学生からは震災から社会福祉まで日本の将来についての質問が飛び出し、終始活発な議論が展開された。「総理が次々と変わる中で、次の総理に必要な資質は」との質問に対し小泉氏は「やっぱり明るくて夢を語ってくれる人」とし、政治家が希望を語らないと勇気付けられないと主張した。
また東京電力についての質問には「東電の責任は最後まで責任を持つ人材を確保すること。原発事故の終息を最後まで見届けたいという志の高い人が仕事に携わってほしい」と熱弁し、復興の意味を問いかけた。
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