梅雨の晴れ間がのぞいた7月14日、横浜市唯一の海水浴場である海の公園で24回目となる「海開き式」が開催された。8月31日(金)までの海水浴場開設期間で、60万人の海水浴客を見込んでいる。
式典では主催者のあいさつに続き、小学生の村木琴さん(5年)、府川真子さん(4年)、佐藤陽菜さん(4年)が海開きを宣言した。また、子どもフラダンスや横浜市消防局ヘリコプターによる水難救助訓練、横浜海の公園ライフセービングクラブの心肺蘇生法訓練なども披露された。
海の公園にはライフセーバーが常時10人前後待機し、海水浴客の安全を見守っている。同クラブの座間吉成さんは、「溺れてしまった場合は、”浮いて待つ”が基本。手を振ったり大声をあげると沈んでしまうので、泳力がある人以外はむやみに動かず、ライフセーバーの到着を待ってください」と呼びかけている。
また、海開きに先立ち行われた恒例のビーチクリーンには約350人が参加。全長1キロにわたる砂浜で、ごみ袋片手に花火の燃えカスや流木などを拾った。海の公園を管理する横浜市緑の協会の職員は「アマモ場のある豊かな環境を守りながら、海遊びを楽しんでほしい」と話した。
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