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横濱・金澤べっぴん娘 地域力生かした新和菓子 職人の技を結集し、完成

公開:2012年10月4日

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ぺっぴん娘を開発した5人の和菓子職人と秋山委員長(中央)
ぺっぴん娘を開発した5人の和菓子職人と秋山委員長(中央)

 金沢区内の和菓子職人5人が力を合わせて開発した新和菓子「横濱・金澤べっぴん娘」がついに完成した。「地域資源を生かした和菓子を作ろう」という横浜商工会議所金沢支部(中村年伸支部長)の呼びかけで、「金澤和菓子ブランド事業委員会」を立ち上げてから1年半。数々の試作を重ね、10月10日(水)から発売される。

 近年、B級グルメや地域の名産品などの地元食文化をブランド化し、町おこしにつなげる試みが各地で盛んに行われている。

 金沢区でも地域資源を活用した商品作りを目指し、昨年6月、商工会議所が中心となりブランド事業委員会(秋山桂子委員長)を設立。区内和菓子店の鈴木道弘さん(横浜紅谷)、大粒来富雄さん(菓匠富貴)、斎藤潔さん(名月)、花博一さん(菊月)、竹内晃一さん(鳳月堂)の協力を得て、話し合いと商品開発を進めてきた。

 商品名は、高貴な女性をあらわす「別嬪(べっぴん)」に由来する。「各店主が趣向を凝らして作り上げた商品は、まさに箱入り娘の”別嬪”そのものです」と秋山委員長は話す。見た目は一般に親しまれているどらやきだが、皮と餡に各職人が趣向を凝らし、新和菓子となる「べっぴん娘」に育て上げた。

 各店1つ担当した5種類の味は、紅・緑・茶・橙(だいだい)・黒の5色で表現した。風光明媚な金沢区の「和の趣」に、横浜開港で取り入れられた「異国情緒」を融合。各色に、金沢八景のひとつ「野島夕照」や区の花である牡丹、地元の名産品である海苔など、金沢区を象徴するイメージを重ねた。

 「出来には非常に満足。金沢区の名産・お土産として全国に広がって欲しい」と秋山委員長。「紅べっぴん娘」を担当した大粒来さんは、「同業者として競い合いはあるが、一緒に作ったのは初めて。いろんな人の意見を取り入れ、形になった。食べてうっとりと笑顔になるような味になったのでは」と自信を覗かせる。

 各店舗は10日から販売を開始。10月20日(土)、海の公園で行われる「いきいきフェスタ」では、5種類すべての「べっぴん娘」が揃う。価格は各店舗によるが、いきいきフェスタなどの合同催事の場合は各180円で提供する。
 

5種類の味が楽しめる
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