柴町のマンション・マリンシティ金沢文庫の住人からなる「マリンシニアクラブ」が10月11日、第1回のグラウンドゴルフ大会をまつかぜ公園で開催した。
グラウンドゴルフは、ゴルフのように球を打ち、ホールポストに入れるスポーツ。ルールが簡単で誰にでもできることから、全国に広がっている。この日は32人が参加。秋晴れの空の下、笑い声が響いた。
今年1月、体が不自由になったメンバーの一人が、「自分にもできるスポーツがある」と競技を紹介。多くの賛同を得て「グラウンドゴルフの会」が発足し、月2回の練習に励んでいる。
「初めてでもできるし、体力も必要ない。ふだん外に出る機会がない人にはもってこいです」と話すのは、シニアクラブ会長の岡本保彦さん(71)。健康な人はもちろん、体に不自由がある人も楽しく取り組めるのがこのスポーツなんだそう。グラウンドゴルフの会のリーダー・戸井田努さん(70)も、「私もじつは運動が苦手。でも、みんなで体を動かしながら人の輪ができるのが良いですね」と笑顔。住民の孤立防止にも一役買っているようだ。
クラブのモットーは、「豊かで充実したシニアライフを、自分たちの力で」。60歳以下の「サポーター」にも参加してもらいながら、「老人会」に止まらない幅広い活動をしていくという。
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