相武隧道ではジェットファンの点検も
中央自動車道笹子トンネル（山梨県大月市）で発生した天井板崩落事故を受け、横浜市は12月３日、管理する市内39カ所のトンネルを緊急点検した。この結果、すべてのトンネルで異常はみられなかったという。
金沢区内では、笹下釜利谷道路の二本松トンネルほか８カ所を、変形などがないか目視で点検した。このうち、換気用ジェットファン２基を設置している環状４号線の相武隧道（そうぶずいどう）（朝比奈町〜栄区上郷町）では、高所作業車を使い、ファンを固定するボルトに緩みがないかも確認した。
市道路局によると、横浜市内には笹子と同じ吊り天井式のトンネルはない。同局は、「引き続き日々の点検や定期点検を確実に行っていく」としている。
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