関東学院大 山本選手 学連選抜で初の箱根路へ
第89回東京箱根間往復大学駅伝競走(10区217・9Km)が1月2日(水)と3日(木)、開催される。このうち関東学連選抜チームに、関東学院大学の山本哲広(あきひろ)選手(3年)が参加する。出場すれば、同校の選手として3年ぶりの箱根路となる。
10月に東京都立川市で行われた予選会。45校が参加し、各チームの上位10人の成績をもとに、本選への出場権を争った。山本選手は、目標を20秒近く上回る1時間1分15秒で68位。関東学大は選考から漏れたものの、予選落ちした大学の成績上位者16人で構成される同選抜チームに選ばれた。
関西の強豪・和歌山北高出身。国体や全国高校駅伝を経験し、いつしか「箱根を走りたい」という夢を抱くようになった。その実現のために、関東地方の大学への進学を模索し、監督からの誘いで関東学大入り。「1年生の頃は、練習についていくのに必死でした」と振り返る。
そのメニューは、早朝と午後合わせて30〜40Kmほどを走るというもの。走る量をつみ重ねていくこの練習で、2年の後半から結果が出るようになったという。長距離選手に多い貧血に悩まされることもあったが、スタミナとスピードに磨きをかけ、予選会へ向け調整。箱根への切符を手にした。
母校復活へ布石
「ずっと夢だったので、わくわくしている。結果を出して、周囲に恩返しがしたいです」と話す山本選手。マイペースを貫き、持ち味の「粘り」を後半で生かせるかがポイントとなる。
関東学大は、2004年の80回大会を最後に出場が途絶えているが、「チームは出場をあきらめていない」ときっぱり。来年の返り咲きにつなげるべく、今大会でその布石を打ちたいという。
夢の箱根路を駆けることができるか。そして、その実力を発揮できるか。決戦の幕開けはいよいよ明日に迫る。
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