議員記者がゆく・後編 あきらめを希望に変える 神奈川県議会議員 松崎淳
―前回は主に県の緊急財政改革についてでしたが、今回は松崎議員が主張する「未来への投資」について聞きます。
松崎―削るばかりでなく「あきらめを希望に変える」未来への投資が必要です。今、県立公立校の有名大学合格率が低下し、教育の質が問われています。生徒の潜在能力を十分に伸ばすことが公立校の役目。才能ある生徒が「大輪の花」を咲かせるには、”水や太陽”が十分にある環境が必要です。能力にあった指導体制を確立し、次世代の人材を育てることこそ、何よりも優先すべき。また、負の連鎖を断ち切るために、家庭の事情で進学をあきらめかけている生徒に対する奨学金制度の拡充も必須です。
―いじめ根絶に一貫して情熱的に取り組んでいます。
松崎―子どもの笑顔を守るのが、私たちの務めですから。県は緊急支援チームを組織し、いじめ防止対策に取り組んでいます。さらにチームの現場投入を進め、悩んでいる子が相談しやすいよう親や先生ではない第3者を介した相談体制の確立を公約通り実現します。
―雇用問題も深刻ですね。
松崎―ええ。最低賃金と生活保護給付額との逆転現象は、早急に解決すべき課題の一つ。自治体発注の仕事がワーキングプアを生まないために、臨時雇用や派遣社員など形態に応じたルールを確立します。もちろん高齢者の未来もまた、守るべきもの。国・県・市の連携を強め、老人ホームや在宅介護の支援も置き去りにしてはいけません。いきいきと趣味やスポーツ活動のできる環境作りに力を注ぎたいですね。今年も地域のみなさまの声を聞き、よりよい政治を実現するため、全力投球を続けます。
企画・制作/松崎淳事務所
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