六浦南の集合住宅「エステシティ湘南六浦」で3月2日、ペットの避難訓練が実施された。この訓練はエステシティのペット委員会設立準備会が企画。「災害時に備え、どんなしつけをすればいいか」を、神奈川救助犬ネットワークの渡辺登志男さんを講師に招き体験した。
当日は飼い主ら44人と18匹の犬が参加。まず犬はケージに30分間入る訓練を受けた。区内に地域防災拠点は26カ所あるが避難時は人が優先されるため、ペットはケージに入れる必要がある。普段からケージに慣れてないと、ペットにとって多大なストレスとなるという。渡辺さんは「慣らしは20秒でもいいので、犬が我慢する前に外に出す。そして”できたら褒める”を繰り返し、徐々に時間を延ばしてください」と訓練のコツを伝授した。
その後、障害物やブルーシートの上を歩く訓練などを行った。参加した犬の飼い主・長田安優美さん(23)は、「家族同然だから災害時も置いてはいけない。今までお座りや待てを教えてなかったので、これをきっかけに教えていきたい」と話した。
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