瀬戸神社（奥）から国道16号を横切り、琵琶島神社の鳥居に入る行列
５月15日、瀬戸神社で例大祭が開催された。主祭神が琵琶嶋神社へ渡御する行事「おわたり神事」（神幸祭）も行われた。
「弁天様」と呼ばれる琵琶島神社は、瀬戸神社の摂社（神社の境内にある小さな社（やしろ）のこと）。年に１度、この例大祭の日に限って、主祭神が巡幸する。
当日は午前10時から本殿で大祭式が行われた。その後、主祭神「大山祇大神（おおやまつみのおおかみ）」の神霊が神輿にうつされ、本殿を出発。行列を成しながら国道16号を横切り、反対側の琵琶島へ向かった。雅楽が奏でられる荘厳な雰囲気の中、琵琶島神社に到着すると、祝詞や神楽を奏上。参拝客らは、真剣な眼差しで伝統の神事に見入っていた。
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