漫画で知る水事情 市大・石垣さんが製作
横浜市水道局はこのほど、横浜市立大学に通う石垣太雅(たいが)さん(20)と協力し、漫画「よこみず君と水道歴史トラベル」を製作した。
主人公のよこみず君が、明治、大正、昭和それぞれの時代から現代へタイムスリップしてきた登場人物と、当時の水道事情や水道整備の歩みなどを学ぶ物語。石垣さんは、水道局が考案したストーリーをもとに漫画を製作したほか、キャラクターデザインも手掛けた。
「水は大切だと思えるように描いた。そう感じてもらえたら」と石垣さん。授業の合間を縫って、局員と台詞やシーン、コマの使い方など打ち合わせを重ねたという。「『漫画は編集者と作る』というがそれに近い経験をさせてもらい勉強になった」と笑顔で話した。
同大漫画研究部の部長を務める石垣さん。プロの漫画家志望だ。「元気が出る漫画を描きたい。今は頭の中で製作中」と次回作への意欲を見せた。
水道局と市大は2011年に連携協定を結び、学術向上や施設の有効活用に取り組んでいる。「よこみず君と水道歴史トラベル」は、金沢区役所広報相談係や横浜市市民情報センターなどで無料で配布している。
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