第5回アフリカ開発会議の開催にあわせ長浜ホールで6月1日、野口英世アフリカ賞受賞者のピーター・ピオット博士(ベルギー)とアレックス・G・コウティーノ博士(ウガンダ)の歓迎式典が行われた。
同賞はアフリカの医学研究や医療活動で顕著な功績をあげた人に授与されており、今回で2回目。ピオット博士はHIVやエボラ出血熱ほかアフリカ大陸に多くみられる疾病の研究、コウティーノ博士はHIVの予防、治療・ケアの仕組みを構築した活動などがそれぞれ評価された。
式典に先立ち2人は、野口英世ゆかりの研究施設である旧細菌検査室を見学。旧式の顕微鏡や展示物を熱心に見て回った。また長浜ホールで行われた式典では、受賞者の名を刻んだプレートを記念碑に設置するセレモニーを実施。さらに「一校一国運動」でガーナやウガンダについて学んだ文庫小、浦島小(神奈川区)、立野小(中区)の児童が合唱を披露した。コウティーノ博士は「賞をいただき、野口博士の信念を受け継いでいく責任を感じた。アフリカ医療に変革を起こしていきたい」と決意を話した。
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