140周年で「かなジイ」誕生 金小・猪野さんがキャラ考案
金沢小学校(坂本昌彦校長)で6月1日、創立140周年を記念して製作されたマスコットキャラクター「かなジイ」が初披露された。
これは今年で創立140周年を迎える同校が「児童と地域と共に楽しめるものを」と企画。全校でキャラクターを募集し、猪野夏美さん(6年)のデザインが選ばれた。「140歳のおじいさんをイメージした。胴体は金小の校舎」と猪野さん。多くの人に知ってほしいと笑顔で話した。
校章入りの帽子には金沢を象徴する自然、森の緑色、海の青色、雲の白色を使った羽をつけ、顔部分はスライドさせると坂本校長の顔写真や実際に中に入っている人の顔が現れる仕組み―。「子どもたちに少しでも喜んでもらえるよう、デザインを基に遊び心を加えて作った」と話すのは製作を担当した北上征四郎さん(69)。同校からASABAアートスクエア(金沢町)に依頼があり、子ども向けのものづくり教室で講師を務める北上さんが快諾。保護者と協力して製作にあたった。
この日行われたスポーツフェスタの開会式で、全校児童の前に登場したかなジイ。中から坂本校長の顔が現れるとグラウンドは笑いに包まれた。児童からは「可愛い」「ちゃめっ気がある」との声が挙がっていた。
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