ソフトボール スターズが初の関東制覇 区内唯一の女子チームが快挙
8月10、11日に山梨県で行われた、第30回関東小学生男・女ソフトボール大会で区内唯一の女子ソフトボールチーム「横浜女子スターズ」が参加16チームの頂点に立った。関東大会の優勝は創部9年で初めて。主将の山岡汀(なぎさ)捕手(6年)は大会最優秀選手に選ばれた。
2回戦の相手は強豪・藪塚チェリーズ(群馬)。「ここが山になると思った」と中村明久監督は振り返る。全国大会常連校の迫力ある応援に、先発した矢野凪咲(なぎさ)投手(6年)の調子が振るわず2回までに5点をリードされる展開。流れを変えたのは4回。先頭打者・久保嶋真海(まみ)選手(5年)が出塁すると続く打線も援護し5安打1四球で4得点。5回には山岡主将の左中間を破る2塁打でサヨナラ勝ちを収めた。「真ん中の自分の好きなコースにきた。芯には当たらなかったが飛んで良かった」と山岡主将は笑顔を見せた。
勢いそのままに迎えた決勝は矢板イースターズ(栃木)に9―2と7点差をつけ5回コールド勝ち。中村監督は「2回戦が全ての自信になって、決勝は今まで練習してきたことをノーミスで出し切れた」と勝因を分析した。優勝後は選手やコーチ陣、保護者が一列になってハイタッチ。矢野投手は「県大会で優勝した大和ホワイトガールズがやっているのを見た時から憧れだった。優勝の実感が湧いた」と喜びをかみしめた。
「暑さ対策」が奏功
暑さが予想された大会当日に向け、関東行きが決まった6月から体力作りを強化。中村監督は走り込みを課し、選手たちは毎朝6時に集合して取り組んだ。暑さの厳しい時間に練習を組み、現地のグラウンドでも練習し感触を得てきたという。「全てやり通し体力的な自信がついた」と中村監督は話す。
次に控えるのは10月の秋季県大会。目標は公式戦で未だ勝ち星なしの大和ホワイトガールズへの勝利。「集中することを第一に優勝を目指したい」と山岡主将は話していた。
チームは現在仲間を募集している。(問)【携帯電話】080・5418・2705(山岡さん)
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