ガチ丼! 「寿司駒」が決勝へ 西柴から2年連続の上位店
横浜市商店街総連合会が商店街の活性化を目的に2年前にスタートした「ガチ」シリーズは、今回で3回目。これまではコロッケや甘いものをテーマに、インターネットとはがきによる市民投票でナンバーワン商品を決めてきた。今回は同投票による予選を行い、通過した上位15品が同一会場に集結。実食勝負する決勝で金・銀・銅賞を決める。
6月から8月まで行われた予選には76品がエントリー。有効票数は1万89票で、1位は959票を獲得した大龍飯店(旭区)の「豚バラニンニク丼」。金沢区からは寿司駒(西柴ショッピングセンター)の「バラちらし」が313票を得て12位で予選を通過した。
商店街の応援が後押し
寿司駒の隣に店を構える菓子店「シャーロン」は実は昨年行われた「ガチあま!」の銀賞受賞店だ。2年連続でガチシリーズ上位店を出している西柴。「この街にはつながって協力し合う気質がある。それぞれの店頭に旗やパンフレットを置かせてもらって感謝している」と寿司駒の山口眞浩店主は話す。ガチ丼への参加もシャーロンの金子久記(ひさのり)店主の強い勧めや地元の人々の後押しがあったという。金子さんは「隣同士なので、相乗効果で商店街活性化につながれば。上位に入ってほしい」とエールを送った。
20年以上地元で愛される「バラちらし」は、日替わりで楽しめる旬のネタとこだわりのシャリに、リピーターも多いという。決勝当日は「人手が必要」という金子さんのアドバイスもあり、揃いの赤いエプロンをつけ家族6人総出で参加。「海が近く新鮮な魚が手に入る金沢区の、美味しいお寿司を皆に食べてほしい」と山口さんは意気込んだ。
決勝は会場で実食した市民が気に入った丼に投票。10月末に結果発表の予定で、金賞1点、銀賞3点、銅賞5点が決定する。
市民投票で市内商店街の丼ものナンバーワンを決める「ガチ丼!」の予選結果が発表され、金沢区からは寿司駒の「バラちらし」が予選上位15品で争う決勝ラウンドに駒を進めた。決勝は10月19日(土)、港北区の日産スタジアム前の広場で行われる。
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