児童と地域結ぶ侍従川 地域の支えで自然教育
豊かな自然に恵まれている大道小学校。児童は、日常の中で森や川、そこに住む生き物に接し、「あたりまえ」のように自然に親しんできた。中でも大道を流れる侍従川との関係は深い。
定期的なクリーンアップ活動や生き物観察会、川辺のアシを刈り取って行う葦(あし)船作りなど、四季を通じて児童の自然教育に活用されている。そんな活動を支えるのが、「侍従川に親しむ会」だ。同会は約20年前、小学校の裏庭にトンボ池を整備したことがきっかけで父兄や地域住民らが立ち上げた。やがてフィールドは池から侍従川流域に広がり、「もう一度子どもたちが遊べる川に」を合言葉に活動を続けてきた。
9月28日、侍従川でアシの植栽イベント(主催/流域連携よこはま、共催/侍従川に親しむ会ほか)が行われた。区内外から約60人が参加し、生き物観察や植栽を楽しんだ。流域連携よこはまの代表・大澤浩一さんは「街中を流れていて、これだけの生物がいる。市民が川に関わってきた歴史が感じられて、素晴らしい」と侍従川を評した。
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