旧伊藤博文金沢別邸(野島)には鶴の剥製と博文が使っていたランプが展示されている。これらは元々、日本の初代総理大臣・伊藤博文から金沢小学校へと贈られたものだと伝えられている。
博文は金沢の地で大日本帝国憲法を作成。草案の盗難など紆余曲折を経ながらも無事に完成させた。お世話になった地域への感謝の表現として、最寄りの学校だった金沢小学校へこれらを贈ったと伝えられている。坂本昌彦校長は「伊藤博文は教育熱心だった人。地域の学校を大切にしようという思いもあったのでは」と話す。
鶴の剥製は同校の玄関に、ランプは校長室に長らく展示されていたが、2009年に行われた同邸のリニューアル工事に伴い、同校から贈られることとなった。
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