喜友 金沢の海苔でクッキー 「おにぎり」表現
洋菓子製造を行う「喜友」(福浦)の岸井香澄さんと豊原知紗子さんがこのほど、金沢区名産の海苔を使った焼き菓子「おにぎりクッキー」を開発した。
話が持ち上がったのは昨夏。横浜金沢観光協会から、海苔の裁断作業で余る切れ端を使った菓子を作れないかと相談を受けた。「海苔が入っているからこそのお菓子を作りたかった。ぱっと思い浮かんだのがおにぎり」と岸井さん。試行錯誤を重ね、米に見立てたクッキー生地にライスパフを練り込み、梅の代わりにクランベリーを使用した。「和風テイストにこだわり、塩を入れて甘さ控えめにした」と豊原さん。パッケージも笹の葉に包まれたおにぎりをイメージしたという。「日本人らしいクッキーは他にないと思う。絵本に出てきそうな見た目なので子どもたちに喜んでほしい」と微笑んだ。
おにぎりクッキーはクランベリーとごまの2種入り。喜友の売店のほか、「のりの藤森」(町屋)で手に入る。岸井さんは「金沢区を知ってもらうきっかけになり、定着していけば」と笑顔で話した。
|
<PR>
|
|
|
|
|
|