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医療インタビュー 歯科医院の理想像とは 山口院長の提案治療
2025年には、団塊の世代が75歳以上になる。これがいわゆる「2025年問題」だ。高齢者の増加により、医院は「病気を治す場所」から「健康寿命を伸ばす場所」への変容が求められている。もちろん歯科医院も例外ではない。これからの歯科医院のあるべき姿を、山口歯科(釜利谷南)の山口東吾院長に聞いた。
口内から健康支える
――超高齢化社会を迎えるにあたり、歯科医院に求められる姿勢とは?
院長―全身の健康を維持するためには、「しっかり噛む」ことが大切。噛むことは胃腸の消化吸収を助けるだけでなく、脳を刺激し活性化する働き、がんや老化の予防になることが分かっています。また、歯周病と心臓病、肺炎、骨粗しょう症などとの関連も指摘されています。私は歯科医師として、「お口の中から」全身の健康を支える医療を提供したいと考えます。
訪問治療を開始
――一昨年から訪問治療を始めたそうですね。
院長―定期的な口腔ケアは、寝たきりになっても必要です。来院できなくなったからといって、検診を「終わり」にはできません。私がずっと思い描いていた「外来だけではない、地元に根付いたサポート体制」を、ようやく実現できました。訪問は基本、2週間に1回で歯科衛生士と一緒に伺います。大変ですが、これが今まで診てきた地域と人への責任だと思います。
インプラントも1つの選択肢
――治療方針は?
院長―治療対象となる歯1本だけでなく、口腔内全体を見て治療計画を立てるべきと考えます。全体を見ていれば、10年、20年先を見据えた提案ができますし、その後の予防やメンテナンスも楽になります。
――先を見据えるからこそのインプラント?
院長―あくまで治療法の1つですが、歯科医師の実感から言えば、インプラントは極めて優れた治療法。「1本打って、とてもよかったのでもう1本」という患者さまは多いですね。
インプラントは危険なイメージもありますが、埋入してからのトラブルは、単なる技術不足やデータやCTから立てた計画に不備がある例がほとんど。もちろん不安もあるでしょうから、納得できるまでご相談ください。いつまでも「楽しく噛める」よう、これからもサポートしていきます。
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中医学で考える春の「気象病」4月18日 |
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