長生寺(六浦)で2月12日、「わかりやすい万葉集の話」と題した講座が行われ、約80人が受講した。
当日は関東学院大学の岸正尚教授が登壇し、容姿の優れた女性を詠んだ「周淮(すえ)の珠名娘子(たまなのをとめ)」と、貧しいが愛想の良い女性を詠んだ「勝鹿(かつしか)の真間娘子(ままのをとめ)」という、対照的な二つの短歌を比較しながら解説した。岸教授は「わからない文字に出会ったとき、すぐに辞書を引くよりも、知っている知識の中で読み解くことが大切」とアドバイスした。
また講座を企画した同寺の六浦弓丸住職は「古代の人たちの生活のありようを知り、それを踏まえて、自分の人生に生かしてほしい」と話した。
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