金融機関の防犯意識を高めようと3月18日、三井住友銀行金沢文庫支店(谷津町)で、模擬強盗訓練が行われた。同支店と金沢警察署の職員、合わせて15人が参加した。
訓練は、拳銃とナイフを持った二人組の強盗が閉店間際に侵入し、警備員を人質にとり現金を強奪するという想定で実施。同支店の職員は、対応や非常通報などの動きを確認した。
同支店では強盗の発生に備え、日頃から職員一人ひとりに対して「犯人の体格を覚える」「凶器を覚える」などの役割分担をしている。お客さまサービス課の坂本幸男課長は「思いのほか短い出来事で、役割分担がうまく機能しなかった部分があった。今後再徹底をしていきたい」と話した。
県下の金融機関強盗の発生件数は2012年に0件、13年に1件、今年はすでに2件発生している。同署生活安全課の福本真己さんは「自主訓練やカラーボールの投てき練習など、日頃の備えを」と話した。
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