神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

臨時給付金 市、専用電話窓口を開設 支給は8月以降に

公開:2014年5月29日

  • LINE
  • hatena

 消費増税に伴う家計支援策として国が実施する「臨時福祉給付金」と「子育て世帯臨時特例給付金」について、給付実施主体の横浜市は5月8日、政令市で初めてフリーダイヤルのコールセンターを設置した。これまでに一日平均40件ほどの問い合わせがあり、2015年2月28日まで休みなく対応する。

 市内における両給付金の支給対象者は、全国最大規模の約84万人。「臨時福祉給付金」の対象者は約50万人で、14年度市民税が非課税の低所得者層に対して原則1人1万円が支給される。一方、「子育て世帯臨時特例給付金」の対象者は約34万人で、「臨時福祉」の対象者を除く児童手当受給者の子ども1人につき1万円が支給される。いずれも基準日は14年1月1日。全額国庫負担で、別途支援策のある生活保護受給者は対象外となる。

無料通話で対応

 両給付金は重複して受給できないため、コールセンターの設置は、担当する健康福祉局とこども青少年局が連携して行った。「臨時給付金専用ダイヤル」については、低所得者に配慮し政令市で初めて「フリーダイヤル」を採用。コールセンターを含め3億5千万円の予算で外部委託され、15年2月末まで「回線がパンクしないような体制」で全日対応(午前9時から午後6時まで)する。英語・中国語・韓国語での通話も可能だ。問い合わせ数は、センター開設から現在までに一日平均40件ほど。両給付金の質問割合は半分ずつで、「自分は支給対象者になるのか」「申請手続きの仕方は」など、制度概要を知った上で電話してくるケースが多いという。

申請受付は7月中旬から

 市は、ホームページや6月号と7月号の『広報よこはま』に詳細を掲載し、7月中旬には、対象とみられる人に臨時給付金の案内を送付する予定。受給には申請が必要となるため、こども家庭課では「今後の申請状況を見て追加通知の判断をする」としている。受付期間は7月中旬から15年1月中旬までの6カ月間。支給開始は8月以降となる。臨時福祉給付金担当課では、「消費税はすでに上がっているが、市民税の課税状況が6月に判明するためこうしたスケジュールとなった」と理解を求めている。

本まぐろ直売所

4/26~5/6は休まず営業、毎月第2・4土日は特売日!

https://www.yokosuka-honmaguro.com/

<PR>

金沢区・磯子区版のトップニュース最新6

こどもホスピスへ理解を

設立の動き全国各地で

こどもホスピスへ理解を

4月25日

謝金、倍額に引き上げ

特別支援教育支援員

謝金、倍額に引き上げ

ニーズ発掘し、人員確保へ

4月25日

「食」のシェア空間が完成

磯子区洋光台

「食」のシェア空間が完成

飲食店開業など支援

4月18日

障害者診療「限界近い」

横浜市歯科保健医療センター

障害者診療「限界近い」

二次機関拡充求める声も

4月18日

ランドセルを海外へ寄付

金沢区PTA連絡協議会

ランドセルを海外へ寄付

15の小中学校から352個

4月11日

公園すべて禁煙へ

横浜市

公園すべて禁煙へ

条例改正目指し、来春から

4月11日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月25日0:00更新

  • 4月18日0:00更新

  • 4月11日0:00更新

金沢区・磯子区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

金沢区・磯子区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook