西柴団地福祉サービスの「ふれあい昼食会」が5月16日、西柴自治会館で行われた。「家にこもりがちな高齢者が外出する機会を」と約15年前に始め、隔月で年6回、行っている。
この日はボランティア9人で約50食分の食事を用意。筍ごはんや煮物、生姜焼き、白和え、玉子豆腐など手作り料理7品を器に彩り豊かに盛り付けた。参加者は70代から90代の高齢者だ。汁物や甘味もつけて、500円のワンコインで提供している。食後はみんなで歌を合唱し、楽しいひと時を過ごした。
今回初めて参加したという男性は「最近、近所に引っ越してきたばかりだが、(昼食会は)娘に勧められて参加した。ひとりでいると話題が少なくなりがちなので、これからも参加していきたい」と話した。
80人を超えるボランティアを抱える同福祉サービスの中で、昼食会を支えるのは30代から80代までの12人程度だ。最高齢は料理上手と評判の管沼秀子さん(83)。当日も料理や配膳、参加者との交流など息つく暇もなく動き回った。「そりゃあ疲れますけど、人の役にたつと免疫力が高まるみたい。幅広い年代と交流できるのもいいです」と笑顔で話してくれた。
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