経験武器に集大成へ 横浜高校滋野聖也さん(3年)
6月23日に行われた南関東高校大会・男子3000mSC(障害)で自己ベストの9分9秒83で優勝し、2度目の切符を掴んだ。
昨冬は怪我のため練習を一時中断。臨んだインターハイでも予選敗退という結果に悔しさが残った。「決勝に残って入賞したいと気持ちを強くした」と明かす。
転倒が多かった走りを見直し、外側から跳躍に入るように。その分必要になる走力を今冬で培ってきた。練習後、一人残って走ることも。「怪我もなく走り込めたので自信になった」
先輩の姿に憧れて始めた。試しに走ると面白いほどタイムが伸び、のめり込んだ。「先輩から色んなことを学んだ。今度は後輩に教えていきたい」と前を向く。目標は1年前から変わらず、全国の舞台での入賞。「経験が自信になる。最後のチャンスなので悔いなく終わりたい」と意気込んだ。
右手にはハチマキと同じ配色の黒と黄色のお守り。「彼女にもらった。力になる」とはにかむ。様々な思いを胸に集大成に挑む。予選は8月2日(土)、決勝は3日(日)に山梨県で迎える。
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