後半のスタミナに自信 横浜高校石川昌弥さん(2年)
6月22日に行われた南関東高校大会・男子5000m競歩で4位に入り、インターハイ出場を掴んだ。「ずっと狙っていた、嬉しい」と笑みがこぼれる。20分54秒95は大会新記録。一昨年、インターハイで優勝した同校出身の松永大介さん(当時3年)の2年時の記録を50秒ほど上回った。
港南中学(港南区)時代から長距離走の選手として活躍。兄は松永さんの同期で主将を務めた。「すごい選手がいるとよく聞かされた。横浜に入りたいと思っていた」。進学後、昨年7月に怪我のリハビリのため始めたのが競歩だった。「ただタイムを競うのでなく、フォームが乱れたら失格もある。そこが難しいし面白い」。結果も続き、のめり込んでいったという。
同時に長距離も継続。培った体力で後半に強い選手に成長した。田下正則監督も「スタミナ負けしない、長距離もできるウォーカー。将来は日の丸をつけられる選手になると思う」と評価する。「予選から全力でいかないと決勝にいけない。入賞目指して頑張ります」と気を引き締めた。予選は7月31日(木)、決勝は8月1日(金)に山梨県で。
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