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横浜市大病院 新型インフル外来訓練 区内7医院で対応確認

公開:2014年7月17日

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模擬患者の脈をとる
模擬患者の脈をとる

 横浜市立大学付属病院(平原史樹院長)で7月9日、新型インフルエンザなどの発生に備えたシミュレーション訓練が行われた。

 免疫がないために重症化する恐れのある新型インフルエンザなどの感染症が発生した場合、感染拡大防止が急がれる。新型インフルエンザが世界的に流行した2009年、金沢区内では49人の感染が確定。初例は横浜市内で10例目と早期の感染が確認されている。今年3月には「金沢区新型インフルエンザ等対策行動計画」が改訂。当時の対応を踏まえ、患者一人に対し早急な対応ができるよう訓練が実施された。

 訓練では隔離したスペースで治療ができるよう、同院入口に今年3月に新設された「災害・緊急時対応スペース」に治療などが行える「帰国者・接触者外来」を設置。海外からの帰国後に発熱や咳、筋肉痛や関節痛を発症した患者が、外来を受診するという想定で始まった。患者に接触する医師や看護師らは、防護性の高い電動ファン付防護具を着用。模擬患者に対し外来受け入れから診察、検査、服薬指導までを行った。

 これは11年度に金沢区内に設置された「金沢区内結核等感染症に関する医療機関連絡会」で行う活動の一つでもある。区福祉保健課と区内7医院が感染症対応における連携や機能分担を行い、院内感染対策のスキルアップや感染症への見識を向上させることが目的。当日も各機関から担当者が集まり、対応の流れを確認した。区福祉保健課の倉持ジョンロバートカー課長は「新型インフルエンザ等が流行った際、帰国者・接触者外来をいち早く立ち上げる必要がある。医療機関と対応が確認できたのは心強い」と話した。

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