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キャンパスタウン金沢 今年度は7団体が選定 3団体に初交付

社会

公開:2014年7月24日

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 横浜市立大学と関東学院大学の学生や教員による地域活動に補助金を交付し支援する「キャンパスタウン金沢サポート事業補助金」の交付先が決まった。今年度は7団体に決定し、うち3団体が初めての選出だ。

 キャンパスタウン金沢は、区が両大学との連携を強化し、まちづくりを実践していく取り組みで、今年度で6年目。「サポート事業」は、大学の学生や教員による地域活動を、補助金を交付して支援する。これまでにのべ24の団体に対し、支援が行われてきた。

 5月末までに7団体からの応募があり、6月12日に行われた審査の結果、7団体すべてに交付が決定。額面は内容に応じて決定し、総額は117万円。また今回は3団体が初めてサポート事業に選ばれた。

若者向けフリーペーパー

 「地域振興団体chath」は区内の若者を対象としたフリーペーパー「√K(ルートケー)」を発行する。B4サイズの紙を8つ折りにしたもので、コンテンツの中心となるのは区内小売店の紹介だ。

 代表は横浜市大国際関係学部4年生の澁澤文さん。「区内に大学生が1万5千人もいるのに、地域との交流が少ないことが気になっていた」と動機を話す。学生に地域の店にある魅力を知ってもらうことが、活動の使命だ。

「食」テーマに活性化

 「マイタウン金沢八景プロジェクト学生会 HAKKEY+」の活動の中心は、金沢八景駅周辺の商店街活性化。6年前に立ち上がり、すでに金沢八景駅前の広場でイベントを企画、実行している。

 今年度は商店街店舗と協力して「食」に関する新しい商品の開発を計画。代表で関東学院大工学部4年の佐瀬文章さんは「駅前に学生街らしい賑わいが生まれるきっかけになれば」と話す。

「仮囲い」に絵巻を

 「『金沢絵巻』企画・製作スタジオ」は、金沢八景駅東口周辺で行われている土地区画整備事業に着目。工事用の「仮囲い」に、区の歴史や文化、地域資源の魅力がわかる写真や絵を「絵巻」のように貼り付けようという試みだ。

 関東学院大建築・環境学部の関和明教授が中心となり企画された。来年2月の完成を目指す。「土地の所有者や地域団体と協力しながら、無機質な景観を少しでも豊かにできれば」と話している。

 交付団体はこのほか4団体が選出された。団体名は次のとおり。水沼研究室(関東学院大)、金沢研究会(横浜市大)、中津研究室(関東学院大)、三輪研究室(横浜市大)

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