手作りの資料で説明
金沢区内の中学生が非行や犯罪防止に関する調査活動を発表する「非行・被害防止サミット」が10月10日、金沢公会堂で行われた。 当日は公立中学10校が参加。開会式では生徒を代表し、金沢中学校３年の佐々木聡さんが「中学生ならではの視点で調べてまとめた。金沢をより良くするため、地域貢献できる中学生になりましょう」と呼びかけた。
その後、自転車盗難やいじめ、校内暴力、万引きなど、参加校がグループで研究課題を設定しアンケートや聞き取り調査をしてまとめた結果を報告。それぞれ解決策を導き、校内や地域に発信していく手段を発表した。発表者からは「まずは自分の行動から見直すべき」「気付かずにいじめに参加しているのでは」という意見がまとめられた。
このサミットは、中学生が当事者意識を持ち、道徳感情を高め地域との絆を強める目的で昨年度に開始。今年度は初めて20の小学校も参加した。来年度からは、このうち数校が発表に参加する予定だ。
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