六浦一灯会は10月16日、須藤貞夫さん(72)の自宅(六浦)で「十三夜をめでるお茶会と吟」と題した月見の茶会を開いた。詩吟の会「侍従川教場」のメンバーら17人が出席した。
会場となった庭には、椅子に座ってもてなす立礼式(りゅうれいしき)の茶席をしつらえ、野点傘で風情を演出。参加者は日が暮れかかる5時に席入りし、干菓子と一灯会メンバーの点てた薄茶を堪能した。続いて侍従川教場のメンバーが吟詠を披露。ほの暗い灯りの中、月にちなんだ和歌や平家物語の「小督(こごう)」などを吟じる声が響き、風雅な雰囲気を醸し出していた。
その後、座敷に席をうつし食事に。最後は主菓子と濃茶で締めくくった。主催した須藤さんは「参加者の方に『風情があってよかった』といっていただけた。今後も季節にあった催しをしていければ」と話した。
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