議会報告 健康で活力ある高齢社会を 神奈川県議会議員 国吉一夫
わが国は、これまで経験したことがないスピードで高齢化と少子化が同時に進行しております。そして、私たちの身のまわりでは、一人暮らしの高齢者への介護の担い手不足や日本の将来を担う若い世代の減少、さらに地域の住民同士のつながりの希薄化が進んでいます。
わが国の平均寿命は、男女ともに既に80歳を超えていますが、高齢になっても元気でいきいきと暮らしていけるよう、健康寿命を延ばしていくことが何よりも大切です。
国では健康日本21プロジェクトを中核として、メタボリックシンドロームの体質改善、80歳で20本以上の歯を維持することなど国民の健康づくりに取り組んでいます。
健康寿命 日本一へ
神奈川県でも昨年、「未病を治すかながわ宣言」を発表しました。病気になる前に「食」「運動」「社会参加」という三つの取り組みを行うことにより健康を維持するとともに、脳と体の若返りを促す認知症予防対策にも積極的に取り組んでいます。さらに「最先端医療・最新技術の追求」と「未病を治す」という二つの取り組みを融合させることによって、健康寿命日本一をめざす「ヘルスケア・ニューフロンティア」の施策を進めています。
私(国吉一夫)は、高齢者が元気で、これまで培ってきた豊富な知識や経験を活かし、地域で若者とともに助け合える活力ある社会づくりをめざしてまいります。今後とも皆さまのご意向をしっかりと受け止めながら、超高齢社会への実効性ある施策の実現に取り組んでまいります。
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