議員記者がゆく 起業家支援で街を明るく 神奈川県議会議員 松崎淳
―先日、金沢文庫に母親たちが力をあわせて起業したショップ「ままのわ」がオープンしましたが、松崎議員は早くから社会起業支援に取り組んできましたね。
松崎―社会的課題の解決に有償のボランティアや社会性・公共性の高いビジネスとして取り組むソーシャルビジネス(社会起業)は、「雇用の創出」や「地域の再生」に大きく貢献する切り札として期待されています。私は社会起業への関心の輪が広がり始めた2010年の本会議で、初めて一般質問に取り上げました。そこで、今後の社会起業が果たす社会的役割の重要性を予見するとともに、「社会・公共の分野へと進出し、中心的な担い手となる可能性」「高校生が社会との関わりの中で自ら起業する情熱を自分の中に見出せるような教育機会の提供の必要性」などを訴え、当時の松沢知事や県教育長から前向きな答弁を引き出しました。横浜市はその翌年、本格的な支援に乗り出し、今もその取り組みは継続中です。
―街のにぎわいを創出するためにも、こうした起業家の活躍は頼もしいですね。
松崎―神奈川県は、公共分野に参画する市民の層が厚く、ソーシャルビジネスの定着、そして成長に適した地域であると考えます。
一方で、金沢文庫駅や金沢八景駅周辺は、スーパーの改修や駅前の土地区画整理事業が行われており、商店街や買い物客からはにぎわいの喪失を心配する声も聞こえてきます。今後もこうした地域のみなさまの声を深刻に受け止め、明るく楽しいよりよい金沢区に貢献する県政に全力で取り組んでいく覚悟です。
―次回(3月5日号)は松崎議員が最も力を注ぐ行財政改革について伺います。
企画・制作/松崎淳事務所
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