金沢区能見台で理容室を営む鈴木誠一さんが2月16日、マナ保育園(加藤誠園長)に柑橘類・スイートスプリング約70個を贈った。
「旬の食材を子どもに食べてほしかった。南国の春を届けました」と鈴木さん。スイートスプリングはすぐに園児に振舞われ、残りは幼児クラスが寒天ゼリーに。「皮は器に利用。果実をそのまま食べるだけでなく、食の幅を知る良い活動ができた」と栄養士の菅原千里さんは話す。園児からは「おいしい」のほか、調理の機会を与えられたことに「ありがとう」という声が多く聞かれたという。
このスイートスプリングは宮崎県で果樹園を営む、区内出身者の湯地乃奈さんと夫の靖男さんが栽培したもの。乃奈さんは「保育園に寄贈され食育に使われたことは、とても嬉しく光栄。今後も柑橘を作る中で子どもが安全においしく食べられるものを増やしていきたい」とコメントを寄せた。加藤園長は「保育園は五感を使って食育を伝える場。地域で関わってくれることは嬉しいことなので、広まってくれれば」と願いをこめた。
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