議員記者がゆく 「県民の命」最優先に 神奈川県議会議員 松崎淳
―昨年11月、決算特別委員会で松崎議員は総括質疑にたち、土砂災害防止対策を取り上げました。
松崎―神奈川県内には約9000のがけ崩れ危険箇所がありますが、まだ7割程度しか調査が進んでいません。委員会質疑では、県内市町村と関係部局の情報共有はもちろん、達成目標の設定や防災体制の在り方、市町村の役割などを明確にする必要を訴えました。
その結果、砂防海岸課長は「市町村が避難勧告を出すために必要なハザードマップの早期作成」を、災害対策課長は、「最終的には被害者のない神奈川県をつくること」を達成目標として明言。情報発信の強化や市町村を始めとする関係機関との連携強化を進めながら、被害者を極力減らしていくために、取り組むと話しました。
―また県土整備局長は、土砂災害警戒区域の全箇所調査についても言及しました。
松崎―土砂災害警戒区域の指定を早期に進め、2015年度には全箇所の調査に着手できるよう、国に働きかける考えを明らかにしました。厳しい財政状況は続きますが、優先順位の高い箇所から順次、土砂災害を防止するための施設整備を進めると同時に、災害危険度が高まった時に住民が速やかに避難できるようなソフト面の充実も求められます。県民の命を守るということについて、「手遅れ」はあってはならないこと。使命感をもち、全力で取り組んでいきます。
企画・制作/松崎淳事務所
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