土地区画整理事業が進むに伴い、金沢八景駅周辺に空き地や建設現場の「仮囲いフェンス」が目立つようになってきた。
そこで「『金沢絵巻』企画・制作スタジオ」(代表/関東学院大学建築学科関和明教授)は、とかく殺風景になりがちな工事現場をストリートアートによって飾ろうと「金沢絵巻プロジェクト」を発足。1月から学内やフェイスブック、ギャラリーなどで、金沢地域の現在・過去・未来に関わるものを自由に表現した作品を募集してきた。
今回は応募された12作品のうち7作品をシートに制作。3月27日に、16号線沿いにある仮囲いフェンスに取り付けた。
満月とシーサイドラインの写真などが採用された同大学卒業生の久保陽介さん(24)は「行きかう人に見てもらえるのでとても嬉しい」と取り付け終えた作品を満足げに見つめる。関教授は「仮囲いやフェンスなど、展示場所はたくさんある。今後もバージョンアップして続けたい」と話した。
このプロジェクトは昨年度のキャンパスタウン金沢サポート事業にも採択された。4月以降、ベーカリーハウスアオキのギャラリーで応募作品の原画展も開催する予定だ。
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