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関東六浦中高女子ラグビー部 県内初 4人で始動 中高生選手の受け皿に

公開:2015年4月16日

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新生女子ラグビー部員の岡田さん、野本さん、河部さん、小畑さん(左から)
新生女子ラグビー部員の岡田さん、野本さん、河部さん、小畑さん(左から)

 関東学院六浦中学校・高等学校(黒畑勝男校長)に神奈川県内初となる女子ラグビー部が誕生。4月8日から活動をスタートさせた。部員は現在、中学1年生2人、高校1年生2人の計4人。2020年に開催予定の東京五輪に出場する選手の育成を目指す。

 練習初日の8日は小雨がぱらつき、4月というのに最低気温が2・9℃を記録。そんな悪コンディションの中、4人は高校生男子部員に交じりパス練習やタグラグビーなどで1時間以上汗を流した。河部春香さん(高1)は「男子に交じっての練習は慣れている。すごく楽しかった」と充実した笑顔を見せた。

 女子ラグビーは、16年のリオデジャネイロ五輪で7人制が正式種目として採用されるなど、注目を集めている。横浜市内の小学校では、2002年からタグラグビーを体育の授業で採用。チームも複数あり、女子の競技人口は他の都道府県に比べて多いという。しかし、中学高校になると県内に女子ラグビー部のある学校はなく、人材の流出や練習環境の整備が課題となっていた。

 同校は昨年、神奈川県ラグビーフットボール協会女子委員会から要請を受け、女子ラグビー部の創部を決めた。指導者の林広大教諭(33)は「女子ラグビーを志す中高校生の受け皿は必要。東京オリンピックを目指せる環境を整えたい」と意気込む。野本葵さん(中1)は、「(ラグビー部がなかったら)地元中学に進学してチームで土日だけ練習していたと思う。毎日練習できる環境があるのは、とてもうれしい」と話す。林教諭は「全員タグラグビー経験者で技術はしっかりしている。いずれは全国選抜の優勝を目指したい」と話している。

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