議会報告 学校、家庭、地域が協働し、より良い教育を 神奈川県議会議員 国吉一夫
少子化や情報化が進んでいる昨今、子どもたちを取り巻く社会環境が大きく変化しています。それに伴い、いじめ、暴力行為、不登校など教育を巡る課題は深刻さを増しています。
今年の2月、川崎市内で中学生がいじめ、暴力を受け殺害される事件が起きました。今回の事件の報道を見るにつけ、少年の行動に異変があったにも関わらず、事の重大性が学校や周囲の大人に伝わらなかったこと、私は大変残念に思います。子どもたちの様々な問題について、学校や行政はもっと家庭や地域と連携していかなければと思います。
確かに、神奈川県教育委員会では、学校教育や家庭教育などについて県民と意見交換会を開催したり、学校の授業や部活動を公開しています。しかし、より良い教育を実践していくための学校、家庭、地域との連携はまだまだ十分ではありません。
「教育の日」を設ける
私は、以前より、学校、家庭、地域が、子どもの教育について共に考え、協働していける取り組みを立ち上げ、広く普及していくことができるよう、県として「教育の日」を設けることを提案してきました。
このたび、その成果が実り、県教育委員会は、今秋までに「教育の日」を設定し、その趣旨が十分に生かせるよう、実施内容や時期などについて具体的に検討を開始しました。
神奈川の子どもたちの明るい未来をめざし、私(国吉一夫)は、引き続き、本県教育の充実に向けて取り組んでまいります。
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